
木彫は芸術性と技巧の融合です。木彫の技巧とは、いかに効果的に不要な部分を削ぎ落としていくかということで、真髄はそのデザインです。 額縁で使うのはレリーフです。
レリーフ(英: relief、仏: relief ルリエフ、伊:relievoリリエーヴォ) その語源はラテン語の動詞relevare(「浮き彫りにする」の意)であり。イタリア語の「突出部」「浮彫り」などを意味する「リリエーヴォ(rilievo)」に由来しています。
平面を彫り込む、あるいは、平面上に形を盛り上げて肉付けした彫刻によって図像や装飾模様を表わしてゆきます。 木彫におけるレリーフは、木材の表面を比較的浅く、粗取り、粗掘り、部分の造作を通じて仕上げてゆく技法です。 レリーフは、彫りの深さによって、深彫りと浅掘りに分けられます。手順は、下絵を木材表面に写すトレース、その輪郭の周囲の不要部分を削り落とす粗取り、各部の大まかな高さを調整する粗彫り、そして彫刻刀で内部や外部を細かく仕上げてゆく、仕上げ彫りとすすんでゆきます。通常は、絵画と同じく、正面から見られることを想定してデザインします。


