
ヨーロッパでの古くからの技法は、その起源をギリシャ・ローマ時代にまでさかのぼり、先人達の積み重ねられた経験が、やがて伝統となって受け継がれてきました。
その工程は、 手順を遵守しなければならず、終始一貫して綿密な手仕事の技による集積だと言えるでしょう。
Atelier LAPISは、 価値観の多様化する現代社会の中で、
かつて存在した「素材から人の手による創作」による眩い価値の中に、学ぶべき数多くの要素を探求しています。
古典絵画・額縁研究所 Atelier LAPIS
何か新しいものを初めて見つけることではなく、古いもの、古くから知られていたものあるいは誰の目にもふれていたが、
見逃されていたものを新しいもののように見いだすことが、真に独創的なことである。
フリードリッヒ・ニーチェ
展覧会 終了しました。
多くの方々に足を運んでいただき誠にありがとうございました。

神奈川県横浜市中区本牧元町40-7
専用の駐車スペースはありません。
(近隣のコインパーキングをご利用ださい)
◇車椅子用の来車スペースが1台分あります。
ご利用は事前にご連絡ください。
会期 2023年3月11日(土)~年3月26日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週火曜日
観覧料 一般300円/小学生以下無料
ヨーロッパの古典技法 ―絵画・額縁の魅力―
2023年3月11日(土)〜26日(日)

この下から本牧絵画館のオンライン美術館を引き続きご覧いただけます。
アトリエ LAPIS は、LAPIS Lazuliから名付けました。 LAPIS Lazuliは新石器時代より人類に認知され、最古の鉱物として扱われてきました。LAPISはラテン語で「石」、Lazuliは中央アジアのトルキスタンにある地名、Lazward(群青の空の色の意)がその語源です。 LAPIS Lazuliはラテン語で「群青の空の色の石」を意味し、時にはその価値は金をもはるかに凌ぐものでした。
画像の中の文字はクリックするとそのページへリンクしています。
GOLD
精錬の必要もないこの金属は、鉄などよりも早い紀元前3000年代から使われ始め、美しい光沢が故に人類を最も魅了し続けてきた貴金属です。長い年月を経ても変化しない金の性質は神秘性を産み、不老不死との関連としても研究されたのです。
Classical technique
古典技法

ARTの世界では、太古の時代より身近にある材料を使い、華麗な美術品を数多く作り出してきました。それらのものを作り出すには、想像もつかないほどの情熱・労力・時間を必要とし、その美しさは現代の技術をもってしてもかなわないものが無数にあります。
「ヨーロッパ額縁の歴史・絵画の歴史」は
2018年のLAPISの展覧会にて配布した冊子です。
LAPIS沿革
2000年4月:古典絵画と額縁制作を研究、普及、伝搬するために工房LAPISとして横浜・市が尾に開設
2010年8月:現在地への移転に伴い名称をAtelier LAPISと改
2011年4月:額縁作家 石井晴子さんを迎えて月曜コースを開講
2013年1月:画家 奥秋由美さんを迎えて火曜コースを開講
2013年6月:滝口真理菜さんを土曜助手として迎える
2018年5月:滝口真理菜さんを迎えて木曜コースを開講
2020年4月:カリグラファー 鈴木みゆきさんを迎えて金曜コースを開講
2020年6月:画家 井上雅未花さんを迎えて水曜コースを開講
2022年9月:モザイク作家 石原新三さんを迎えて火曜コースを開講